オーバープリントについて
墨版の版ズレを防ぐためK100%のオブジェクトは弊社でオーバープリント(ノセ)指定しています。トラブルの原因になりますので、お客様がオーバープリント指定することはおやめください。ただし、K100%のオブジェクトについては十分注意して入稿して下さい。
オーバープリント指定していない場合
オーバープリントを指定していない場合、版ズレを起こした際に下図のように紙色(白地)が出てしまいます。(お客様がオーバープリント指定をする必要はありません!)
オーバープリントを指定した状態
K100%の星形のオブジェクトにオーバープリント指定を行うと、オレンジの背景を印刷した上に墨版(黒)を印刷することになります。すると版ズレを起こしても目立たなくなります。
(K100%のオブジェクトに関してお客様がオーバープリント指定をする必要はありません。K100%のオブジェクトは弊社で必ずノセ処理します。)
背景が変わると・・・
例えば背景が下図のようになると、K100%のオブジェクトは必ずオーバープリント(ノセ)指定されるため、若干背景が透けてしまいます。(下図は大げさにしていますが、実際に透けます。)
オブジェクトにK以外の色を
上記の透けを避けるためには、100%のオブジェクトにCMY各1%ずつ設定すると、弊社でのオーバープリント(ノセ)指定がされなくなります。背景の透けを防ぎたい場合このようにしてオーバープリント指定を回避して下さい。
このようにCMYを各1%ずつ指定すると下図のように背景が透けなくなります。
お客様でオーバープリントを設定するのはおやめ下さい。どうしても必要な場合、設定と共にオーバープリント指示をお願いします。その場合、印刷結果はお客様責任下で行って下さい。